双極性障害と診断されて5年目です
5年前に診断されました。
思えば最初は高校入学して、環境が激変して過敏性大腸症候群というものになり、心身症といわれたあたりから気分がふさぎ、涙がでてしまうことも多く、進学校であったけど勉強もできず、大学に入るまで2年かかってしまいました。
大学でもやはり2浪していることもあり、まわりとうまくいかず、就職は保険会社に入りましたが、ここで人が自分に入るこんでくる奇妙な感覚に襲われ、3ヶ月で退社しました。
そのあと新潟のIT企業に入りましたが、その会社が潰れてしまったり、ブラックだったりでうまくいかず、スキルもアップしなかったんでしょうね。朝早く目覚めてしまったり、落ち込みが再現し、この頃から精神科に通って、抗うつ剤を飲みだしました。
最後に入った会社では、この薬のせいか躁転しまして
うつ状態(あるいはうつの寛解状態)から急に躁状態になること。
要因は、以下が考えられる。
抗うつ剤による躁転(うつの治療時の発症)
もともと双極性障害を持っており、躁状態の発症
いずれにせよ、精神疾患の病状の一つなので、引き続きの専門医への受診を勧める
生産性があがり、取締役にもなりましたが、躁で社長に暴言を吐いてしまった形になり退職しました。(大きく後悔しています)
ここで、はじめて双極性障害という診断をうけました。
双極性障害は、従来、躁うつ病と呼ばれていた病気に相当します。双極とは「2つの極」という意味で、双極性障害は躁病の極とうつ病の極の両方をもつ気分障害という意味です。
うつ病相のみの単極性うつ病の発生率が3~5%であるのに対して、双極性障害は約0.6~0.9%と少なく、発病年齢は、双極性が20代にピークがあるのに対して、単極性の場合は年齢層が幅広く分布しています。また、単極性は男女比が1対2と女性に多いのに対して、双極性では男女比は1対1となっています。
それから自営という形で仕事をはじめ、薬をのんでいます。
リボトール
いずれも脳の興奮を抑えるようなものです。
新潟の医師には月に1度通っていますが、けっこう対話に意味があることが多く、
僕 「薬のせいか低空飛行のような生き方のように思いますが、いいのでしょうか」
Dr 「常に100%の生き方はつらいものです。元気であれば多方向に感心がある気質の方がおいのので70%あたりの力でいいのではないでしょうか」
とまあ、毎回の対話と薬をもらっています。
僕は最近思います。
この病は、きっかけの高校時代の心身症のときを思い出すと、やはり「孤独」が影響しているのではないかなと、いまでいう「適応障害」が大きなきっかけであって、双極性障害はその結果ではないのかなと。
自分の病についていろいろ本を読んで考えます。