なぜ鬱が増えてきたのか
新潟に帰りたい@出稼ぎブロガーです
この一か月、いろいろ悩んでいました。本業のSE仕事のこと。お金のこと。母の介護の
こと。家族のこと。
なぜが物事が手につかず、鬱でしたね。
中でも、SE仕事では、仕様書がうまく書けないことがありました。4本中3本はなんと
かなっても、難易度の高い1本が、うまく処理内容をうまく人に伝えることができなか
った。そのせいか、サンプルコードを書くように言われた。これって、あなたの資料は
わからないから、もう実装してよってことですからね。
でも、今回は少し自分を取り戻す視点があった。
- なれないPhysonをつかう上でのデータの扱いが初めてだから仕方ない
- そんな中でなんとか、サンプルが実装できるのだからいいか。
- であれば最初からプロトタイプという進め方を取るべきだよね
となると、つまり・・・自分のせいではない!
という結論になった。
翻って、そもそもこのような鬱病寸前の状態がおきてくるのか。今の時代も考えて
あるキーワードに結びつきました。
「見える化」です。
これはもともとは工場において、工程や作業を見えるようにして、課題解決を行う
というもの。いままで、職人に内在化されているものが、見えるように外に出てくる。
それは、工作機の作業内容がデータという形でコンピュータの中で保持されること
に現れていると思う。
IT化によって、すべてが見えるようにしてなってしまった。スケジュールもそうだが、
見えない最たるもののプログラムについても、ソースを書く前の仕様書も決まりに
もとづいて書かなければならなくなった。
みえないことで、なぁなぁとなっていたことも、形にすることで、文の句読点から、
文章の構成、誤字脱字まで突っ込まれるような状況。
こういうのが、ストレスになっているのではないか。そのツールとして、IT機器があ
るとしたら、人と人との間にすき間を生み出してしまって、孤立を生み出している。
孤独が鬱を招く。これはとても大きな問題だろう。
すべてを見える化にしていまう、昨今の状況が、鬱病を引き起こしている原因だと
僕は思っている。