何事もMAX70%の力でいこう!(=稼働率)100%の力を出す仕事はやめるべきだ
私は1年ほど工場のシステム部に常駐した経験がある。
その工場勤務で学んだことは今でも思い出すことばかりだ。
- 頭の仕事も「稼動」だ
- 平準化を考えないといけない
- MAX70%の力でいくべきだ
頭の仕事も「稼動」だ
最近はそうでもないですが、「稼動」というと力仕事を意識していることが、
多いようですが、頭脳=脳で、脳は内臓ですからね。その内臓を酷使する頭脳労働も
やはり「稼動」ということになります。
頭を使うって、なんか肉体労働と離れているところにありますから、そこを意識しないと
メンタルタフネスや、メンタルの病を理解することはできないでしょう。
平準化を考えないといけない
工場で3つの機械があるとして、あるものを作るとして1つの機械の能力がいくら
高いとしてもその1つ、あるいは2つに負荷をかえる生産計画は意味がないと
いうことです。無理な計画を実行すると、やがて機械は故障し、
そのリカバリーで残りの機械の負荷がなおさらかかってしまうでしょう。
かといって機械を休ませ、また稼動て、休ませたりしても故障するでしょう。
だいたいMAX70%くらいの稼動がいいとのことでした。
24時間動く工場も最近ありますが、なおのことの稼働率は意識するとのこと。
工場は夏休み、正月にいっせいに機械を休ませます。この休みが重要です。
ここまでで、なにか気がつきませんか?
人間もおなじようなものではないかなと。土日休みだとしても、仕事場まで通勤するでしょう、
雑談もあるでしょう、ながら会議なんてこともあれば、やはり70%くらいの力で仕事するのがせいぜいではないでしょうか。
MAX70%の力でいくべきだ。
がんばれ!、100%の力をだせ・・などと言われますが。
これは無理です.。100%の力をだしたら。、2時間後には寝てていいでしょうか。
そうではないでしょうね。
努力も大事でしょうけど、「稼働率」70%を考慮しない努力は無理があるでしょう。
今の働き方改革もこういう生産計画、人間の脳=内臓ということを考えないと
意味がないでしょう。
逆に言えば、常に100%をだす仕事の仕方はどこか間違っているか、
そもそもその仕事に向いていないということではないでしょうか。
(了)